法人カードで起きたトラブルを基に対処法をご紹介
アナタは、法人カードを導入するうえで、気を付けなければならないことをご存知でしょうか?
法人カードは、所持者はもちろんのこと、複数枚発行することで社員に渡すことも可能。
その際、法人カードについての社内ルールを整備するなどをしておかなければ、トラブルが起こることもあります。
法人カードのトラブルには、社員の不正利用や他人の悪用など様々。
そのなかには、法人カードの請求額が残高不足により引き落とされていないといった、アナタの管理不足によるトラブルも含まれます。
法人カードのトラブルなんて起こらないなんてと思っていると、巻き込まれてしまい、痛い目を見るかもしれませんよ。
そんなことにならぬよう、今回は法人カードで起きたトラブルを基に、その対処法をご紹介。
対処法をしっかりと抑えて、法人カードの万が一の事態に備えておきましょう!
社員に渡す時には会社規則の徹底を!
法人カードの導入にあたって、トラブルが起こる可能性もありますが、予め社内ルールを決めておくことでその防止に繋がります。
特に、法人カードの利用で貯まるポイントやマイルについては必須。
なぜなら、法律上しっかりと定められていないため、所有権によるトラブルが多発しているからです。
法人カードのポイント等は、主に会社の経費を支払うことで貯まります。
しかし、その支払いをしたのは利用者なので、例え会社のお金で貯めたポイントやマイルだとしても、使いたくなってしまうこともあるでしょう。
実は、ポイント等勝手に使ったからといって、取り締まるような法律はありません。
そのため、社員が無断でポイントやマイルを消費し、トラブルが起きたとしても、100%悪いとは会社側からは言えないのです!
しかし、社内ルールのなかで、法人カードのポイント等の使用を禁止する旨が明記されていた場合は別。
社員は社内ルールに同意したうえで法人カードを利用しているので、ポイント等によるトラブルが起きても、会社側は優位に立てるという訳です!
こういった対策を講じることも、トラブル防止に繋がります。
ポイントやマイルのことに加えて、プライベートでの持ち出しを禁止するなどの旨もあれば、さらにトラブルは起きにくくなることでしょう!
紛失や盗難により悪用されてしまった
法人カードで起こるトラブルで最も多いのが、社外での紛失や盗難。
法人カード以外にも言えることですが、紛失や盗難に対して何か策を講じるのは少々難しいでしょう。
しかし、紛失や盗難時にどういった行動をすべきなど、しっかりと定義しておくことで、トラブル発生時の被害を最小限に抑えることができます。
手順としては、
- 発行会社に連絡し、利用を停止する
- 警察に行き、届出を提出する
- 届出番号が発行され次第、発行会社に伝える
のようにすることで、落ち着いてトラブルに対応できるでしょう。
とはいえ、警察に行くのが手間に感じ、発行会社に連絡だけ行えばよいと思っている方も多いでしょう。
ところが、それは大変危険なことなのです!
警察に届出を提出しなかった場合、法人カードを悪用されても補償されないことも。
つまり、他人が使った法人カードの請求を、全てアナタが支払うことになるかもしれません。
そんな二次災害に遭うことのないよう、法人カードの紛失や盗難などのトラブルが起きた時は、上記3ステップを必ず守るようにしてください!
引き落としがされないことでトラブルが起こることも
法人カードには、利用した額を請求される「引き落とし日」が必ず設けられています。
この引き落とし日に、請求額分の金額が銀行口座に入っていなければ、当然発行会社とのトラブルに発展してしまいます。
法人カードを利用する以上、お金を一時的に借りているという自覚は持っていなければいけません。
発行会社としても、お金を貸している以上、連絡なしに引き落としが滞れば困ってしまいます。
うっかりミスでも起こりうるため、法人カードで起こるトラブルの中では非常に多いケースです。
とはいえ、常習犯かのように何度も繰り替えしていなければ、大きなトラブルに発展するということは考えにくいでしょう。
1度ミスをしてしまっても、それ以降気を付けていれば、クレヒスなどの信用情報に悪い影響をもたらされないと思います。
もしかすると、発行会社側のミスで引き落とされていないというケースもあるので、しっかりと確認するようにしてください。
徹底した管理を行うことがとても大切
法人カードによるトラブルを防ぐためにも、普段から当たり前だと思っていることに再度注意を向ける必要があります。
それは、スキミングや情報漏洩による詐欺です。
これらは、法人カードを所持するうえで気を付けていないと、大きなトラブルに巻き込まれてしまいかねません。
そうならないためにも、パスワードの管理をしっかりしておくなど、予防線を張っておきましょう。
パスワードやセキュリティコードがわからなければ、法人カードを使えるシーンが限られますからね!
また、法人カードの持ち出しを許可するのは、社員が使用する時のみに限定しても良いですね。
そうすることで、私的な使用、紛失・盗難といったトラブルに遭う確率を抑えることができます。
保証対応がしっかりした法人カードがおすすめ!
今回、法人カードで起こったトラブルとその対処法をご紹介しました。
法人カードに限ったことでなく、トラブルというのは細心の注意を払っていても起きてしまうものです。
その対処法を知っておけば、トラブルの被害を最小限に留められることでしょう。
法人カードで起こるトラブルを心配される方は、保証対応がしっかりとした法人カードを選んでみてはいかがでしょうか?
法人カードによっては、事故や怪我などのトラブルが起きた際に適用される保険を備えたものも。
また、24時間365日様々なトラブルに対応してくれるサービスが付帯した法人カードも存在します。
こういった保証は法人カードによって異なるので、色々と比較してみると良いかもしれません。
当サイトでは、そういった法人カードをたくさんご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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